いつものように原作は未読のまま映画館に直行。
公開初日とはいえ平日の昼過ぎだったこともあり、お客さんはまばらでした。
プラチナデータ見た時の宣伝が印象に残っていたんで、すぐに見なくてはって思っていたんですよね。
この男を殺したら10億円あげますっていうのは興味引かせるには十分なキャッチコピーだなと。
その殺してほしい男って一体どんな野郎なのかと思っていたら絵に描いたようなクズでしたwww
そして、その役を演じているのが藤原竜也。
役柄としてはカイジをイメージしてだんですが、それを上回るクズっぷりを演じ切っている姿には
上映中ただただ感心していました。
話としては資産家の孫娘が殺されてその男を日本国民が10億円の懸賞金欲しさに殺しに来る、
それをSPが苦悩しながらも福岡から東京まで守るとか守らないとか。
しかし高速とか新幹線貸切ですごいなっていう印象が強かったですね。
宣伝でタンクローリーが炎上しながら回っていましたけど中身がニトログリセリン積んでいる
って分かった時は笑ってしまいました。
ニトロ満載のタンクローリーなんてあるの?って感じと、内容物までご丁寧に書いてあるとか
何て視聴者想いなんだろうって。
新幹線も博多駅が出てきたのでよくJR撮影協力してくれたなって思っていたら、最後のエンド
ロールで台湾の名前が…
なるほど、台湾の新幹線使って撮影したのか、道理で見かけないカラーリングだと思ったわけだ。
基本的には日本の新幹線と同じN700系使用していたので気づきませんでした。
終始、藤原竜也のクズっぷりの演技に目を奪われていたわけですが、このロ○リコン犯罪者を
殺してしかも10億手に入るっていうことが許されてしまうなら、今の日本国民がそれに乗ってしまい
そうで怖いなって思いました。
松嶋菜々子演じる刑事については家政婦のミタさんを刑事にしたような感じでしたね。
極力無表情を装っていました。
よく、洋画ではFBIが無能っぷりを晒し、バカのレッテルを貼られていますがこの作品も無能警察
っぷりを伝えるにはいい作品だったのではないかと。
ってか移動の手段ってヘリ使っちゃいけなかったのかなって。
最悪オスプレイでも良かったんじゃ…航続距離も給油なしで行けるんじゃないかな。
個人的にはこの犯罪者を殺すために武装ヘリを奪い取ってミサイル撃ちこまれる中を
東京目指して逃げていく方が面白かったんじゃないかって。
如何せん殺しに来る人たちがほぼ一般人だったのでリアルっちゃリアルでしたけど。
エンタテイメント性を求めるならもっと違う視点があった方が良かった気もします。
そういえば(私の中では水曜どうでしょうでお馴染みの)音尾さんが出ていましたね。
勇者ヨシヒコにもナックスのメンバーが出ていたこともありましたが、まさかこの作品に
出ているとは思いませんでした。髪の毛オールバックだったので最初似てるなぁくらいの
認識でしたがまさか本人だったとはwww
エンディングのヒムロックはちょっと笑っちゃいました。
世界観的にこの曲なのか?ってな感じで。
自分が見た邦画の中では久しぶりに面白い作品だったと思います。
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