俺はまだ本気出してないだけを見て来ました。

タイトルだけを見て何となく面白そうだからつい観ちゃいました。
原作は知らないので映画が初見でしたが、監督名を見て期待せざるを得ませんでした。

何て言ってもあのヨシヒコと同じ監督ですもんね。
確かに作中に出てくる役者さんがいろいろとヨシヒコを思い出させます。

手相占い師で佐藤二朗さん、バイト仲間の山田孝之さん、不動産屋のムロツヨシさんと…
あと木南さんとかが出て来れば完璧だったんですけどね。

そういえば、博多支配人の指原も出ていました。なんで？と思いましたが、ミューズの鏡の監督
さんでもあったんですね、それを見て納得しちゃいました。
演技力は…まぁご自身の目で確かめられるのがいいかとｗ

しかし、前情報何も無しで見に行ったのでいきなり橋本愛ちゃんが出てきた時は思わず

じぇじぇじぇ

と言いそうになっちゃいました。

撮影は去年でしょうけども、事務所で決められているのか知りませんが、愛ちゃんの髪型は
もっち違った方がかわいいんじゃないかって。それはあまちゃんを見ていても思う事ですが…

肝心の話の中身はと言うと会社を辞めて漫画家を目指す主人公の生活を面白おかしく
描いているそんな感じです。作品が重い感じは全くなく、なぜこうもポジティブに生きられるの
だろうかって笑いながら見られる作品でした。

堤真一さんのコミカルな演技もさることながら父親役の石橋蓮司さんとの掛け合いも
非常に笑えましたし、とにかく脇を固める俳優さんが実に豪華です。

しかし、この主人公は漫画家になると決めて漫画を描き始めるわけですが、オールジャンル
なんでも描けてしまい、さらには絵心もそれなりにあるという…
作品はお世辞にも面白くはないのですが、それって実は凄い才能なんじゃないのかって。

そんな才能を持っている主人公な訳ですが、父親としては娘から半分呆れられている訳ですが
作中でもいきなり娘の部屋にパンツ姿で金の無心をしにいく親とか呆れられちゃって当然
ですよね。

結局のところ、この主人公が最後まで本気を出したのかどうかは分かりませんが
笑いあり、最後には親子愛ありの楽しい作品だったと言えます。