ここ最近映画見るか、劇場公演の配信みるかしかしていない。
劇場公演からお誘いこないかなぁ~
まぁ、そんなことはさて置き、話題?の脳男を見に映画館へ…
きっと時間のせいでしょうかなり空いていました。
おいおい、今日が公開初日なんじゃなかったっけ。
でも何でしょうね、宣伝に金掛けてる邦画作品は総じてクソ映画になってしまうんだなと実感。
タイトルが気になったのと煽りVTRに完全に騙されてしまった。
生田斗生演じる主人公については演技含めてよく頑張っているなとは思いましたが…
(本人曰くかなり引きこもったとか言ってましたが)ただの爆弾魔映画という印象しか残り
ませんでした。
原作を見ていないのでなんとも言えない部分もありますが、おそらく文章のみだと
面白いんでしょうね。しかし映像化となると安っぽいCGと、とりあえず爆薬を使っておけ
という流れに辟易させられました。
私自身、B級映画でとりあえず3分に1回は爆破シーンを持ってくるようなクソ映画は
大好物です。しかしこの作品には求めていなかっただけにチョットねぇという感じに。
感情の欠落した殺人サイボーグが己の正義のために神の鉄槌を下すというのは
理解できたのですが、そこにわざわざ松雪泰子演じる精神科医をねじ込む必要
があったのか?心理面から脳男の過去を紐解いていくというのは必要かもしれませんが
わざわざ女出して、色恋みたいな展開はノーサンキューです。
そして爆弾魔もいろいろと罠などを仕掛けてくるのですが、感情のない殺人サイボーグは
とことんスルーwww
監視カメラを仕込まれていることとかも分かっているのに一切公表しません。
実は感情が芽生えていた?とかそんな設定も正直必要性を感じなかったし、最後まで
最初の設定を通し切って欲しかったのですが、やはり愛だとか、そういったものを混ぜなければ
ならないという製作側の意図?にも正直がっかり。
もっと脳男VS刑事、江口洋介(えらい小物臭がしていましたが…)的な要素をふんだんに
入れてきた方が良かったのではと素人ながら思いました。刑事がずっと追い続けるなか
真犯人を探し続ける脳男みたいな…あれ?逃亡者?
爆弾魔も動機付けも弱かったのかな…脳男と似たような境遇で天才肌であってなぜ無差別殺人の
爆弾魔に???結局私の脳みそでは理解できませんでした。
女の子が爆弾魔っていうのは興味惹かれそうな設定なだけに残念です。
そういえば、レズ要素もありましたね。ペロペロしてました。(これってR指定あったっけかな)
最後の直接バトルのシーン(この前に江口扮する刑事とのひと悶着もありましたが…)もちょっと
物足りませんでした。以下、ネタバレになってしますが…
車で何度轢かれても起き上がってくる脳男のシーンは笑わずにはいられません。
どうやら感情のないということと精神科医の脳男に対する愛情?みたいなものを表現するための
シーンだったのかもしれませんが、ここでバトルすべきだろとwwww
爆弾魔に日本刀でも持たせて対決させた方が良かったのではないでしょうかね。
実はその爆弾魔も殺人プログラムを受けており、武器に精通していたとかっていう設定でね。
物語の終わり方は、それどうなん?ってな感じで結局もやもやが消えないままでした。
この設定生かしきれてない感がハンパありません。
エンドロールに撮影場所でどうやら富山県がいっぱい使われてることが分かりました。
なんとなく高速走ってる感じや、電車から降りるシーンなど、もしかしたら富山なのかなとは
思っていましたが…高岡フィルムコミッションの名前を見たとき自分の予感が正しかったことに
ホッとしました。宣伝ではあまり触れられている感じはしませんでしたが、ここについてもっと
富山のテレビ局は推した方が良かったんじゃないの???読売のお膝元なんだしw
いずれにせよ正直、テレビで絶賛公開中!とか好評公開中!とかあってもあまり信用しないほうがいいかもしれません。
次回作?(興行収入でそんなに回収できるのか分かりませんが)とか作れだとは思いますので、あれば期待です。
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